anniehall’s diary

私が入れる倶楽部には入りたくない症候群

まずティンダーより始めよ

3連休の中日。友だちと代官山でランチして散歩して中目でお茶。

すごい喋った。ずっと喋ってた。

「急に外人にプレゼンすることになって吐いたわー」って仕事の話から始まったはずが、ハワイで購入してきた女性用性欲アップサプリの話になり。

 

エナジーレベル、ソーマッチハイヤーってよ!」

「ファーストナイトからリザルト確信したってよ!」

 

と、そのサプリの口コミ(英語サイト)を音読。

いや、これはなかなか効果がありそうではないかと。

 

ところで、そんなやっべーものを

いつ飲むんだ。

なんで飲むのか。

 

これを紐解いていくと、なんと不思議。

今もおそらくこれからも独身である理由がクリアになったです。

 

初めてすごく上手に説明できた。

「やっとわかったよ。なるほどねぇ」

とお友達も優しく理解してくれた。

 

でも、

「じゃあさ、もうTInderで外人枠いきなよ」ってところに着地した。

なんか、それは違うんだけど。

 

ま、いいか。

 

ちなみにまだサプリ飲めてない。

私の中で飼い殺していた魔物があばれたらどうしようっ!!て。

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Sex Dustmoonjuice.com

 

 

 

現役女子高生

バケットリスト作り始めたんだ」と食事中に友達が言い出し。

 なにそれ(なんかあんまり興味わかないけど)、と。

 

BUCKET LISTって?


「kick the bucket」という英語があります。
日本語に直訳すると死ぬ。
この言葉が転じて、アメリカでは
bucket list」という、
死ぬまでにしたいことを書き留める
という習慣が生まれました。

BUCKET LIST/死ぬまでにしたい100のことを書くノート | PAS-POL -旅のモノづくりブランド-|TABIPPO

死にまでにしたいことリストのことらしいのです。

 

もう、その”死ぬまでに”が引っかかりすぎて。

 

「私はオーロラ見たいかなー」

 

とかいう話題の広がりを期待してのことだと思うんだけど。

全力で神楽坂ぽさ出そうとしてるけど皿とか超ダサいし細部が隙だらけの微妙な創作和食と相まって、とにかくモヤモヤする。

 

けどこれ語り出すと死生観の問題になるし、

多分言いたいことわかってもらえないだろう。

 

と、だんまり決め込んでみた。

 

って、話を他の友達に話した。

 

「人間ってさ、死ぬじゃん。普通に毎日、今も死ぬまでを生きてるのに、なんでわざわざ”死ぬまでに”ってつけるんだろ」って。

 

そしたらさ、

「”現役女子高生”の”現役”と一緒やな」

 

って。

 

もう、この一言で成仏したわ。もやもや。

 

ピタっときた感はないけど。

 

ありがとう。

 

 

 

さとして。

なかなか諭されない。諭してくれる人がいない。

諭されどころ満載なはずなのに。みんな見て見ぬふりしやがって。

 

最後に諭されたのは、いつだ。

カレーうどん食べてるブスを見ると食欲なくなる」と言った10年前か。

ひどいな。グゥの音出ないくらい諭してやりたい。

 

え?あたし。うん。自由で幸せ。

そんなにアレコレ思い悩むことなんかないよ。

世界は主観でできてるんだよ。

幸せになりたいなら、「幸せ」って思いなよ。

ほら、幸せ。

 

って、軽やかに生きようと自家中毒パンパンの36の私に、ほら、言うことあるだろう。

誰も言わないよねー。

 

そう。だから本を読む。

 

なのに「私も少し本とか読もうと思って。おすすめの本教えて」とかいわれても。

 すすめたら、吉村萬壱読みます?

 

そういう奴って谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」とか本棚におくと満足するんでしょ。

白州正子とか。あと謎の児童文学。

読まないんだろうけど。

 

谷崎も正子もお前の手にはおえないからな!

 

しかし、こっちは読みたくて読んでんじゃないんだよ。

誰も諭してくれないし、人の振り見てなんとやらだわ、と

自己投影できる他人も身近にいないんだよ。

 

読まなくて済むなら読まないわ!

うらやましい。

おばさんとマイノリティ

若者のトレンドが理解できない。共感は無理だとしても理解はしないと仕事にならないじゃないか。もうこの仕事無理なのかな。トレンドの中心から外れたおばさんには。

 

もう買い物袋から「半額」って赤シール貼られたゴボウがはみ出しているし。って、打ち合わせの帰り道に赤リップ塗ったブスがはしゃいでるtic toc見ながら落ち込んでいたんだけど。

 

いや、トレンドに迎合できないのは歳のせいじゃなくないかと。

豚汁作りながら気づいた。

 

私が女子中高生の頃はプリクラ全盛期。しかし卑屈がセーラー服を着て勉強ばっかしてる状態の私。「おまえの顔面シールにして配るほどのもんかよ!!」って思ってた。クラスの女子全員のプリ帳ビリビリにしてやろうかと思ってた。

 

いけない。できないこと・わかんないことを「年齢」という抗えないもののせいにして済ませちゃ。

 

年齢以前に人間性の問題?なんでこんな仕事してるんだろう。

 

多感な時期にマイノリティ気取るのはよくあることだけど、

人と違うことと同じくらい「人と一緒」なことも大切にするべきだったなぁ。

 

どんどん風変わりな年寄りになっていきそうで、心配。

こういう時いつも内田裕也が思い浮かぶ。

あの方の生き様とか実績とかさておき、私の内面を可視化するとああいう状態なのじゃないかと。

 

じじいかばばあかわかんないし、とにかくなんかヤバい。

  

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よろしくロッケンロー。